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【睡眠の質について】

こんにちは!歯科医師の甲斐です。

そろそろ梅雨入りしそうですね。パッとしない天気が続き
山登りしたい私は悶々とした日々を過ごしておりますが(笑)
皆様いかがお過ごしでしょうか?

雨でおうち時間が増えると、
運動する機会が減り、眠りが浅くなったりしませんか?

眠りといえば、最近「睡眠」について取り上げられる機会が多いように思います。
“睡眠の質が健康寿命に大きく影響する”
とテレビや雑誌でもよく見かけます。

歯科においても、「睡眠」はトレンドテーマの一つです。

「歯科で睡眠?どういう事?」

いえいえ、結構関係しているんです!

皆様のご家族で、いびきがひどい方はいらっしゃいますか?
ひょっとすると、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。

睡眠時無呼吸症候群の治療は、
CPAPという空気を送り込む装置を使う場合がありますが、
歯科で治療用のマウスピースを作成して
CPAPを使わずに治療できる場合があるのです。

その際には、医科での診断がまず必要で、適応症例となった場合に
歯科でマウスピースを作成する、という流れになります。

ここに掲載している画像は、CTデータから作成した気道の状態です。
青は十分な体積が見られるところで、黄色~赤になるにつれて
狭くなって息がし辛くなっています。

二枚の画像とも同じ方の気道ですが、
顎の位置が変わるだけで気道の体積が変わっていることが分かります。

睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースは、寝ている時の顎の位置を変えることで、気道を広くして息を通りやすくしています。

近年、睡眠時無呼吸症候群は増加傾向にあると言われており、実際に、医科から紹介されて当院を受診される方も増えています。

今後もさらに多くの方がいらっしゃることが予想されるため、
8月にグラン会主催で睡眠歯科の勉強会(歯科医師対象)を行うことになりました

個々の症例に対するアプローチの仕方など、著名な専門の講師を招いて実習を含めた学びを行います。
患者様により良い治療を提供できるようしっかり力をつけたいと思います。